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2008年 04月 05日
今日のことわざは「今日の一針明日の十針」です。
読みは「きょうの・ひとはり・あすの・とはり」ですね。服のほころびを直すのに、今日だったら1針縫えば事が足りていたところを、面倒臭がって明日まで放っておくと、10針も縫わなければならないくらいにほころびが広がってしまっているものです。そこから転じて、事に対する処置というのは素早く機を逸さずに行うべきであり、そうすることで後々の手間も省けるものですよ、といった意味のことわざになっております。至極簡単に言い換えるなら、今日できること、今日やるべきことは今日やっておきなさい、ってことでしょうかね。 いろいろあってここ数日、部屋の大掃除をしているんですが、まさにこのことわざの通りの現象が起こってしまっております。もちろん悪い意味で、ですが。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ、と我ながら感嘆してしまうくらいの汚れっぷりです。いや普通に暮らしているぶんには全然影響してこないような、冷蔵庫の横の隙間とか、洗濯機の下とか、そのへんの話であって、部屋中がそういう状況なわけでは無いのですけれども。それでも驚愕するに充分な衝撃でございました。1週間に1度でも、こういった手の届きにくいところも掃除するようにしておけば、と思うことしきりです。まぁ、汚れが一挙動でごっそり取れるさまは見ていてなかなか面白いので、これはこれである意味良かったのかも、と思わなくも無いですが。いやいつも綺麗なほうが良いに決まってますけどね。 本来は人間関係とかの例えに使うみたいですね。喧嘩したら早めに仲直りしないと、どんどん疎遠になってしまうものですよ、みたいな感じで。衣服のほころびと人間関係のほころびを掛けているんでしょう多分。こうした若干ウィットのきいたことわざというのは、大抵欧米が発祥と相場が決まっています。"A stitch in time saves nine."ってやつですね。
by feeling_stone
| 2008-04-05 22:48
| 今日のことわざ
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