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2010年 04月 10日
実業家、田嶋一雄の名言。
オートフォーカス一眼レフカメラで有名な、ミノルタカメラの創業者であります。今はコニカミノルタホールディングスって名前になってるんでしょうかね。カメラに限らず、光学機器全般を取り扱う会社となっております。渡仏時に触れた欧州の先進技術に感化され、これを日本で作ることができれば売れるに違いない、と確信してその道に進んだ、という・・・技術屋らしい技術屋さんだなぁ、と思わせるエピソードもあります。ミノルタの語源はちょっと面白いので、興味があればググッてみて下さいませ。 名言は名言らしい名言かも知れません。紹介される場合によっては「難有り有難し」だけで区切られているときもありますが、意味合いは一緒です。「難有り」「有難し」と字面を似せているところも気が利いていて面白いですね。苦難困難は成長のための糧であり試練であるわけで、有難がりこそすれ恨む事なかれ、という感じで解釈すれば良いと思われます。 逆境をバネにして成長せよ、というのは良く言われることではありますが、逆境はなかなか打破できないからこそ逆境と呼ばれるのであって、成長する暇も無く潰れてしまっては本末転倒な話ではあります。いざと言うときには退くことも重要なことで、雌伏のときを経て再起を図り、そうして次は逆境を跳ね除けることができれば、そのときこそ本当の意味での成長が望めるわけです。 ・・・難しいのは、退き際、押しどき、そのタイミングを事前に正確に推し量ること、だと思われます。あんまり退くのが早すぎると何ら成長に繋がりませんし、遅すぎれば逆境に押し潰されて成長どころではありません。逆もまた然りで、未熟なうちに押しすぎると押し切れませんし、熟し切ってからでは手応えも無く押し返すことができてしまって、これまた成長するとかいう話では無くなってしまいます。まぁ、盲信しない程度の座右の銘としておくのは問題ありませんし、非常に効果的だと思いますので。
by feeling_stone
| 2010-04-10 23:17
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