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2010年 02月 22日
フランスの細菌学者、ルイ・パスツールの名言。
近代細菌学の開祖、ということで、専門家ならずとも名前くらいは聞いたことがあるのではないかと。現在ではごく普通に行われている、ワクチンの予防接種、という手法を開発したのはこのひとですね。当時の養蚕業を苦しめていた微粒子病という病気を研究するために、かの昆虫学者ファーブルを訪問したり、時の将軍徳川家茂から贈呈されたカイコの卵をヒントにした、なんてエピソードもあります。牛乳の低温殺菌法なんてのも発明してますね。 名言は何故か幸運に関することです。パスツールの数々の開発や発明は偶然の産物によるものが多かったらしく、これもそれ繋がりなのかも知れません。いかな幸運だ偶然だと言っても、それは結果論であって、そうした結果を生み出し引き寄せるためには、事前の準備や前フリが非常に重要なんですよ、ってことですね。ごくたまに、本当に幸運のみに頼り切って生きているようなヒトも居るには居ますが、やっぱりそれにもそれ相応の理由なり根拠なりがあるのではないかと。傍から見てもそれとは分からないような領域において、ですね。 幸運のためには準備が必要、ということですが、それなら現在既に不幸の最中にある場合はどうすりゃ良いのか、と言いますと・・・これはもう、これから先の生来の幸運のために、現在の不幸にも負けず準備を着々としておくした手は無いのではないかと。当然のことながら、逆境の中で更に準備を強いられるわけですから、並大抵のことでは耐えられないと思いますが・・・逆風を転じて順風に変える発想、押し付けをバネにして更に伸び上がるチカラ、みたいなものを上手に培ってゆけば、いずれはそこを乗り越えて、そのときは夢だった幸運と呼ばれる状態に至ることができるはず、です。 だからこそ、大きな障害の比較的少ない若いうちに、苦労は買ってでもしておけ、と言われるわけですね。深い深い。
by feeling_stone
| 2010-02-22 22:24
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