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2009年 12月 07日
理論物理学者、湯川秀樹の名言。
知るひとぞ知る、日本で最初のノーベル賞受賞者です。物理学をちょっとかじったことがあるひとならご存知かと思いますが、その功績は「中間子の存在の予想」でした。存在を予想しただけでノーベル賞を貰えてしまうもんなのか、と思うかも知れませんが、実際に発見されてから受賞したわけですから、まぁ文句は言えたものではありません。ちなみに中間子とは何ぞや、と思ってWikipediaとかで調べようとすると、画面を開いた途端に数式の山で悶絶する羽目に陥りますので、ブルーバックスなどの入門書から学ぶことをおすすめします。 名言も格好良いですよねー。こんなことを公言できる人間になりたいものです。日進月歩、今日は良いや、明日は良いや、と言ってるうちに、人生の残り時間は刻一刻と減算されてゆくわけです。たかが一歩、されど一歩、いちにち一歩ずつでも進んでゆけば、その日に歩みを止めてしまったひとよりも、一歩二歩と先んじられるわけで・・・それを縮めるには、相手は明日に一歩分、二歩分余計に努力しなければならなくなります。つまりはそれの積み重ねで、ひとの優劣ってのは決まってくると思うのです。スタートラインは皆一緒のはずですし。 この名言は、その分野においてトップに立ってしまって、競い合う相手が居なくなってしまったとき・・・つまり湯川先生のような立場ってことですが・・・でも通用します。そこで歩みを止めてしまうか、それとも一日一歩を目標に歩き続けるか、どちらを選ぶかでそれからの人生の充実度が月鼈ほどに違ってくるでしょう。ここでの仮想相手は今日この瞬間までの自分自身であり、それを超えるためには・・・やっぱり先を目指すしか無いのです。 たまには疲れて先に進めないこともあるでしょう。そういうときでも、一歩だけ、ほんのひと足だけでも前に進むことを心掛ければ、その一歩は必ず後になって意味を成し、結果となって返ってくるはずなのです。つまりはそういうことだと思うのですね。
by feeling_stone
| 2009-12-07 23:34
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